皆さまお疲れ様です!
おとうさんブロガーの える です (´-ω-`)
私には娘が一人居るのですが、先日 『突発性発疹』 に罹患しました。
不機嫌病とも言われるこの病気ですが、どのようなものでしょうか。
体験を混じえてレポート致します。
突発性発疹とは?
突発性発疹とは生後6ヶ月〜2歳ほどの幼児に発症しやすい、ウイルス性の感染症です。
小児バラ疹とも呼ばれます。
私の子は2歳過ぎて発症したので、少し遅いですかね? ¨_@ノ¨
遅くても幼児期のうちにはほぼすべての人が感染すると言われています。
メジャーな病気と言えますね。
病気の原因
病気の原因は、ヒトヘルペス6型ウイルスの感染が原因です。
その中でも突発性発疹は、ヒトヘルペス6型Bウイルスによるものです。
ヒトヘルペス7型ウイルスも同様の症状を呈するので、2回感染したように思われる事もあるとのこと。厳密には別のウイルスの別の病気というべきですね。
1度かかると、2度と同ウイルスによる症状が現れることはありません。
(しかし感染はしています 詳しくは後述・・・)
症状は?
症状は高熱と下痢、発疹が主なものになります。
あとは、よく言われるように、確かに不機嫌ですね(笑)
発熱
38〜40℃の高熱が3〜4日間続きます。
大人ならこんな高熱出るとぐったりなのですが、熱が出ている以外は普段と変わらない様子なので、意外と気づきにくいこともありそう。
私の子の場合は、夜中に 「あつい、おちゃのみたい(*_*)」 と言って起こされて、
あれ?熱高くね? って感じで気づきましたね。
その後、 MAX 41℃ まで上昇しました!
過去最高記録更新しましたね、それでも平気そうなんですが(笑)
その後も平熱になったり、発熱したり、繰り返しながら熱が引いていきました。
発疹
熱が引いてきた頃に発疹が現れ、3〜4日間ほど続きます。
発疹はお腹から始まって、末端に広がっていきます。
細かい発疹が出るのですが、ツブツブしてる感触などは無く、皮膚の下で赤く丸く色が付く感じですね。
痒み痛みは無いと言われますが、確かに本人に聞いても、発疹が出てることも気づいていない感じでした。
この発疹ですが、お風呂に入ると皮膚が紅潮して、大変わかりやすく確認することができます。
不機嫌
なんと言ってもこれが大変ですね(^^;
発疹が始まった頃から、発疹が治ってしばらくの間は不機嫌が続きます。
ちょっとの弾みでキレます(ꐦ°᷄д°᷅)
お盆に水をひたひたに持って障害物競争するようなレベル(なんじゃそりゃ)で慎重に接しないといけません・・・
発疹が治ったので不機嫌も治るかと思ったら、もうしばらく続きました。
正確には、「この不機嫌は単に不機嫌なのか、病気のせいで不機嫌なのかわからない」といった感じでフェードアウトしていきます。
いろいろな文献読みましても、不機嫌の原因は解明されていないようです。
が、ある文献では、「本ウイルスは高率で脳内にもある侵入」するとありました。
それが悪さしてるのかな?
あまり重症になると、脳症を発症することもあるようですが、稀なようです。
他の症状は?
食欲は通常通りか、減ります。
いつもお残ししないのに、残すこともありました。無理して食べさせずに、少なくともジュースやアクアライトなどで電解質と水分補給はさせるようにしましょう。
我が家でも常備していますが、よく飲んでくれました(*´∀`)
余ったら大人が飲んでも結構美味しいで
すよ。
あとは、下痢がありました。
長く続く下痢ではないのですが、いつしたのかわからないくらい、さりげなーく水下痢してます(^^;
誰からうつって感染するの?
わたしの娘が罹ったときは、
「どこの馬の骨からうつったんや!」 (言い過ぎ)
と思いましたが···
親からうつるのがほとんどのようですね・・・ あれ?(笑)
主に唾液からうつるとされています。
親の唾液の中にヒトヘルペス6型ウイルスが含まれていて、それがうつるのですね。
ん、親がなんで持ってるの?と思った貴方、下に解説します。
私達はウイルスと共に生涯を過ごしている
なぜこんな、一時的に発熱が出るだけで、咳も出ないような病気が、他人に伝染るのか。
それは、このウイルスは、治っても一生涯身体の中に潜伏感染しているからです。
更に、正確に言うと、我々の細胞の中のDNAにインプットされて潜伏するんですね。すげー、ウイルスも必死ですね(笑)
DNAとはご存知の通り、設計図です。
人間と同じように、ヒトヘルペス6型ウイルスも、DNAを持っており、それをもとに自己を複製できるわけです。
そのウイルスDNAを保存している親の細胞が、たまにヒトヘルペス6型ウイルスを作って放出するわけです。
それが子供にかかるんですねー。
ですので、子供の突発性発疹を予防する事は不可能に近い!!
また、この病気は成人になって罹患すると、症状が重くなるという報告もあります。
小さいうちにおとなしくかかっておいたほうが良さそうです(笑)
病院には行ったほうが良い?
一度経験してしまうと、熱が出る以外大した症状はなく、後遺症なくスッキリ治るので、あまり過剰に心配する必要はないのですが。
ただ、けっこう高熱で、しかも初めての発熱となるとびっくりするでしょう。
判断つかない場合は病院に行ってくださいね。ただし、病院で他の病気も貰ってこないように気をつけましょう。
熱が出てるのにやけに元気な様子だったら、「突発性発疹か!?待ってました!」というくらいの余裕を持ってもいいかもしれません。
薬がもらえるわけではない
病院に行きましても、薬がもらえるわけではありません。承認された薬が無いのですね。
高熱が出たときのために座薬ぐらいは出されるかもしれません。
ただ、座薬は私も娘に使いましたが、あまり効かない印象でした。
自宅療養の仕方
薬もないので特別手を施すことはありませんが、お子さんがよく休めるように配慮しましょう。
と言っても我が子の場合、
本人は元気そうなので、「休もうよ」と言っても普通におもちゃで遊んでました(笑)
ただ、たまにしんどい波が来るようで、ぐったりしてましたが^_^; ホラミタコトカ
夜は水枕と、水分補給は多めにして、普段通り寝かせましょう。
まとめ
突発性発疹は突然やってくる病気ですが、誰もがかかる病気ですので、あまりびっくりし過ぎる事はありません。
水分は多めに取らせて、落ち着いて見守ってあげましょう。
自己判断では心配でしたら、病院に連れていっても安心材料になりますね。